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隙あらば自分語り

最近見た映画と本

ジョンウィック

妻に先立たれた悲しみに暮れながら、妻が形見として残しくれた犬と共に静かに暮らしていた主人公。高級な車に乗っていたためにマフィアに襲われてしまい、車を奪われただけでなく形見の犬を殺されてしまう。怒りに震える主人公の復讐譚。

リアリティはないかもしれないけど、設定がすごく好みだったので面白かったです。

一般人として生活している人が実は腕利きの殺し屋だった…BRACK CATのトレインとか銀魂の銀さんとか好きなんですけど、そういう設定がたまらなく好みなんだと思います。ギャップ萌え(?)ですね。

そしてド派手な戦闘シーン。一人に対してめちゃくちゃたくさんの敵が襲い掛かってくるのにどんどん倒していくのが爽快でかっこいいです。しかも俺TUEEEって訳でもなくて、ジョンがけがをする場面もあるのでドキドキハラハラしながら見れて単調にならず楽しめます。2も見てみたいとおもいます。

 

英国王のスピーチ

英国王がスピーチのために吃音症を治療する話。おそらくノンフィクション。

精神的な病気っていうのは、人を信頼することで治るのではないかと考えました。精神的な病気はきつく叱られたことがあったり、人格を否定されたり、そういう他人とのトラブルによっておこるけども、それを治せるのも他人なのだと思うのです。よく精神病からの復帰に病気に理解のある配偶者や恋人が出てくるのも、それが効果的だからなのだと思います。なんにしても、最後スピーチを言い切ったときに、人種や階級を超えて、友人となるシーンがとても感動しました。

 

 

人魚の眠る家

東野圭吾作品。脳死のお話。

脳死について考える作品。生と死の違いとは何か、その間とも言える脳死の状態は生きているのか死んでいるのか。脳死というもの自体は臓器移植のために人間が定めたもので、死んでいる状態というのも人間が認知して判断するからそうだといえるもので、結局はすべて人間が勝手に決めていることなのだと思いました。全員が頷く一つの答えがあるのではなく、それぞれが各々答えを持つような問いだとおもいます。

すごく理性的な登場人物が多くて、現実ではそうならないでしょってことばかりだけど面白いのがすごいよね。私の印象だけど、登場人物みんな頭がいいというか、客観的に見れているというか、すごく公平な目を持っていて、パズルのピースのように全部はまっていく感じがした。すごくまとまりすぎているように感じる、少ない登場人物の中ですべてが完結しているような綺麗なおはなし。

 

 

コンビニ人間

社会人になってもずっとコンビニで働いている「コンビニ人間」の話。

コンビニ人間自体に共感はないけど、例えば異なる価値観の人を大多数の考えに矯正しようとしたり、他人を評価したり、人生のレールに乗ってない人をかわいそうがって見下したり、そういう描写がすごく好きでした。そういうのあるよねって概念を言語化してくれてる感じで。マイノリティよりのお話で結構好きです。終わり方がこわすぎたけど。怖いと思うってことは私も普通教に染まってるんだろうなと思いました。

 

 

 

 

 祈りの幕が下りる時

個人的には、加賀恭一郎さんの人物の掘り下げがなかったためにあまり入り込めなかったように感じた。加賀恭一郎シリーズがあるということは、別の作品内で加賀さんについて掘り下げられているのだろうと思う。この作品しか見たことがない自分からすると、加賀さんが刑事をしているということすら最初は分からなかった。シリーズ物は最初から順番に見るのが正しいよな…自分のミスではあるけど、この作品単体ではそこまで引き込まれない気がしました。東野圭吾作品をもっと読んでいこうという気持ちになったのでそれが収穫です。

 

 

 

アマプラ観たい作品が多すぎるんじゃ!就活でなかなか時間がないけど消化していきたい所存。

自分の言いたいことを書くのと読み手が望んでいることを書くのって違うしうまく面白い文章が書けないのはそこかな〜と思う。

言語化とか文章を書く技術が上がるようこれからも続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします🥺

 

おわり