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隙あらば自分語り

天使にラブソングを 見た

こんにちは。

昨日、録画していた「天使にラブソングを」を見ました。私はこの映画を嘘字幕シリーズで知り、その楽しそうな賛美歌に惹かれて元ネタ見たさで鑑賞しました。私が生まれるよりも前に公開された映画なのに、今なお金曜ロードショーの視聴者推薦枠にはいるほど人気の作品ということで、すごく面白い映画でした。

 

あらすじ

ギャングの愛人としてクラブで歌手をしていたデロリスは、口封じの現場を目撃してしまい命を狙われることになる。警察に駆け込むと裁判にて目撃証言をしてほしいと言われ、デロリスは裁判の日まで修道院で身を隠すことになる。修道女と真逆の暮らしをしていたデロリスは修道院の暮らしに堪えられず厳格な生活を改革していき、歌手の実力を発揮して聖歌隊を指導するようになる。しかし厳格な暮らしを望む委員長と革新的な暮らしを楽しむ修道女たちの間に溝ができ始めてしまう。そんな折、革新的な修道院の取り組みがテレビで取り上げられたことでデロリスは居場所がばれてしまいギャングにさらわれてしまう。修道女たちと警察たちによりデロリスは救出され、委員長もデロリスを認め、デロリスは賛美歌コンサートを成功させるのだった。

 

私がこの映画を知ることになったノリノリ賛美歌。ナイトクラブで歌手をしていたデロリスが指導して、バラバラだった歌声が調和しみんなが楽しんで歌っていて、聞いていて本当に楽しい気持ちになります。不良?たちが歌の途中で教会に入ってくるのも理解できるくらいノリノリ賛美歌は楽しくて、歌ってすごいと思いました。同じ歌でもいろんな表現があるし、もちろん厳かな歌い方も感動を生むと思います。

芸術ってすごい。本当に私は幻術に心を救われています。たくさんの感動を与えてくれます。早くコロナが収まって心置きなく美術館や博物館に行ったりコンサートに行ったりできるようになるといいな!

 

作中で、ギャングが「尼さんは殺せねえよ…」ってシーンがあったんですけど、海外での修道院や修道女は神聖なものなのでしょうか?もっと文化もわかるようになればより映画が楽しめるのではないかと思いました。カトリックについて調べてみたいと思います。

 

最後の委員長とデロリスの和解、委員長が「あなた(デロリス)の後を継がないとね」といったところがすごく好きでした。AとBが対立していたのに、共通の敵Cが現れてAとBが共闘することでAとBが互いを認め合う展開好き。AとBは対立してるけど、どちらが正解とかじゃないんだよね、どちらも自分の信念に従って主張がぶつかってしまうだけで、どちらもいいところ、悪いところがある。そういう対立関係がCとの戦いにおいて相手のいい部分に気づいたり、自分の弱点に気づいたり、相手の信念に触れたりして、認めて歩み寄ってさらにいい形に変わっていく。

いがみ合っている友達とか腹を割って話せる友人関係とか喧嘩ップルとかが好きなんです。。。すごく仲が悪いけど息ぴったりみたいなバディとかね。。。

最後すごく気持ちいい終わり方だし、テンポがよく飽きないしコメディ調で面白いし、めちゃくちゃ面白かったです。あのノリノリ賛美歌も人が集まるのが納得するくらい楽しく綺麗で大好きです。見たことない人はぜひ見てみてください!

 

 

おわり