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隙あらば自分語り

「誰か」は居ない

 

私はずっと、誰かに助けて欲しいと思っていました。言うなれば白馬の王子様のような人が現れてくれないかと願っていました。そしてある日に、「誰か」は存在しないのだと気づきました。私には助けてくれるような知り合いもおらず、そして見知らぬ誰かは私なんかをわざわざ助けはしないのです。

 

私には価値がないのです。部活でもグループワークでもバイトや仕事でも、請け負っているのは誰にでもできる仕事内容で速度や精度は人並み以下。人付き合いは下手、容姿も性格も終わってる。価値も他の人が与えてくれるものではなく本人が作るものなのだと気づきましたが、そうだとしても私には何も無かったです。

 

こうやって振り返ると、やっぱり私が他人のせいにして逃げてきた結果なのだなと。いつまでも被害者面して私はずっとずっと同じところで立ち止まって他の人が進む様子を見ているだけ。それが虚しくて悲しくてつらい。

毎日もがいているつもりになっているだけで、何にも変わってない。詰まらなくて中身がなくて空っぽな子供のままで大人になっただけの人。

 

私が存在していい場所は他人の中に無いのだと思わされる度に、生まれて来なければよかったと思います。死にたい訳では無いので自傷とかは無いですが、ただこんなふうに誰にも望まれずに他人に迷惑をかけて生きることに苦しむのであれば、生まれて来なければとは思うのです。「苦しいのに死にたくは無い」と思うこともなかったのに。

 

他人の中に価値を見出そうとするのがそもそも間違っているとか、気にするなとか色々正論はあります。好きなように生きればいいとか、他人に迷惑をかけてもいい(誰にも迷惑かけずに生きることは不可能って意味です)とか、分かってます。苦しいと思うのも結局は自分の認知によるもので、もっと辛い境遇の人もいて、自分は楽しい日もあって、毎日こんなに思い詰めている訳では無いのですが。

 

たまにふとどうしようもなく悲しくなる時があります。変わるのは難しいね。