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隙あらば自分語り

わかったフリ

私が誘われてない遊びの話をされた時とか、なにか自分だけ声をかけられなかった時とか、この人は私の事好きじゃないんだなって感じた時とか、そういう時に「なんで誘ってくれないの」とか思うより先に、「自分は〇〇だからしょうがない」って思ってしまう。面白くないから、可愛くないから、気持ち悪いから、自分から声掛けないから、etc.

 

今までただ楽しいことしか考えてなかったのに、頭の中がサッと冷静になって、自分が調子乗っていたからだとか、性格が悪いからとか、可愛くないからとか、迷惑かけたからとか、いろいろ原因探してなんで嫌われちゃったのか理解したフリして、私が悪かったからしょうがないって諦めてしまう。

そしてわかったフリしたまま、自分が関わらないのが1番相手のためになるのだと1人で結論づけて、勝手に離れてしまう。

 

そういうことを何回も繰り返していて、結局友人は長続きしないし、深い仲になれない。むしろはじめから裏切られることを予想してしまって、よそよそしくなってしまう。私は友達だと思っていても、向こうがどう思ってるかは分からないしなぁ。私のいない所でみんなが私の悪口を言って笑っている気がする。そしてそれは、自分に原因があって悪口を言われても仕方なくて嫌われて当たり前なんだと思ってしまう。

 

以上のことについて考えた結果、この自分が悪いと思う原因(面白くないから、可愛くないからなど)については、過去自分が他人に責められてきた言葉であるのだと思った。

親や同級生から言われた言葉。中にはふざけて言われた事とか、本気じゃないものもあると思うけど、何度も言われたことや、みんなでよってたかって言われたことに、今でも私は囚われているのだなと思いました。私の希死念慮ももしかしたら、何度も死ねと言われてきたせいなのかもしれないですね。

 

 

そしてもうひとつ、わかった振りをしてしまうのは、見捨てられたくないからという考えに至りました。

全部自分が悪いのはわかってる

だから、怒らないで欲しい

分かってるから、嫌いにならないで欲しい

全部直すから、見放さないで欲しい

 

結局自分はいつも脅されてきたのかもしれません。親にもらったのはいわゆる条件付きの愛情だったのかもしれません。兄よりも私は大切にされていた自覚はあるけど、それは私がいい子だからで、女だからで、学力がいいからで、言うことをなんでも聞くからで、私だからという訳では無いのです。悪い所があれば見放されてしまうのだと思ったから、こんなに怯えているのだろうと。

 

 

なんだか実家を出てから、いろんな過去から決別したような気がして、すごく自分の世界は広がって昔よりもマシになっている気がしていたけれど、結局いつまでも過去に囚われてもがいているだけだと気づいて、やるせないし悔しいし、悲しくて恨めしい。それでも原因に思い至る度になんだか呪いが解けていくような。