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隙あらば自分語り

21卒の就活

こんにちは。

21卒の就活は、突然のコロナウイルスの流行で例年とは大きく異なる状況となりました。

運よく内定をもらえた私から、ありきたりなアドバイスからオンライン選考の体験談を残しておきたいと思います。

 

簡単なプロフィール

 国立大学院の理系化学専攻(M2♀)

B3の時にも就活の授業を受けたため就活で何をすべきかは何となく知っていた。実際に動き出したのはM1の1月後半ごろ。もっと夏にインターンシップに行けばよかったと後悔している。就職先は外資系の製造業(電子部品)。

 

 

インターンシップ会社説明会、企業研究

インターンシップや会社説明には興味がなくても行ってみるのがいいと思う。

私は長期のインターンや、交通費が出るインターンに参加した。就活生同士でグループディスカッションするイベントにも参加した。あまり真面目に参加してないけど、新しい業界に興味を持ったり、違う学校・学部・学年の人たちと情報交換できて有意義な時間だったと思う。インターンシップに参加した企業からは3月より前に選考があったり、内内定をもらったりすることもある。やっぱりインターンシップには参加したほうが就活には有利だと思う。

企業研究や会社説明会に参加する前に先輩のエントリーシートや自己PRを読んでおけばよかったという後悔がある。説明会では何を質問したらよいのか、企業研究では何を調べればよいのかわからなかった。ESを読むと、どういうところに魅力を感じたとか、志望動機になる部分とかが分かってくるので、注目すべきポイントを学ぶためにも先輩のESを読むことを勧める。

先輩のESを読み込む→注目ポイントが分かる→企業研究

というのがいい流れだと思った。闇雲に企業のHPを覗いてみても、良さも悪さもわからなかったので、ポイントを押さえられるようにESの書き方の本を読んでから調べるのが良いのではないか。

 

3月半ばまでは対面での説明会も多かった。会社説明会に参加しないと応募できないところが多いので、とにかく説明会に参加すること。しかし、定員が決まっているため大企業では早く予約を取る必要がある。メールは常にチェックしたほうが良い。

 

②エントリー、SPI試験

会社説明会に参加したら、その中で選考スケジュールが伝えられる。だいたい3月中旬までにESや研究概要の第一回締め切りがあり、同時かそのあとにSPI試験を受けることになる。大企業では何回も締め切りがあるので、もし一回目に間に合わなくても諦めずに次の締め切りに出そう。ESを出した後にSPIを解かせるところもあり、それを含めての締め切り時間だったりするので、ぎりぎりに出すときは注意が必要…。ESを提出した次の日にSPIのURLが送られてくるところなんかは、締め切り当日にES出しても遅いよね(2敗)。

SPI試験は会場で受ける場合とオンラインで受ける場合がある。会場で受ける場合は予約していかないといけないため、早めに受験するほうがよい。一回受けると、他の企業で再度必要になった時に、前回の結果を流用できる。つまり、一回受けてしまえば何社でも提出できるのである。

今年は4月ごろから緊急事態宣言が出たこともあり、会場でSPI試験を受けることができず多くの企業がオンラインの試験となった。オンラインでは電卓を使ってもOKなので暗算で挑むのはやめよう(1敗)。

だいたい出題される問題の傾向は決まっているので、しっかり事前に練習しておこう。対策問題集など本屋さんで買ったり、図書館やキャリアセンターで借りてきて練習しましょう。

 

③面接

ESや筆記試験、SPI試験に合格すると次は面接に進みます。

面接は少なくとも一回はキャリアセンターなどで練習して置いたほうが良いです。

今年は対面での面接は経験していませんので、入室マナーや履歴書の渡し方、お辞儀の角度といったことは一ミリもやりませんでした!!!オンライン万歳!!

オンラインでは音声がダブってしまうことがあるのでイヤホンを付けたほうが良いと思います。つけてもよいか心配な場合は面接官に聞くといいと思います。

面接で多く使われるソフトはzoomで、他にもmicrosoft teems, cisco webex, bell face, インタビューメーカーliteなどがありました。事前にインストールしたり動作チェックをしておきましょう。

 

一番気を付けるべきなのは名前です。与えられたIDを名前に表示する場合や、イニシャルを入力する場合など様々ですので、入室前に確認しましょう。インタビューメーカーではグーグルアカウントの名前を使われるので、ちゃんと名前を変えておきましょう。

 

あとは使い方を調べておくことです。面接では画面共有で研究内容を示したり、成績表を見せたりすることがあったので、画面共有の方法やチャット機能といったものを知っておくと便利だと思います。
 

④利用した就活サイト

リクナビマイナビ、アカリクエージェントを利用しました。

最終的には、リクナビからエントリーした企業1社、インターンシップに参加した企業1社、アカリクから紹介された企業1社の合計3社から内定を頂きました。

リクナビマイナビはメールやDMがクソ多いこと以外は良い点しかなく、本当に多くの企業が参加しており大きなイベントもあるので登録しておいて損はないと思います。

アカリクエージェントは、就活生一人に対して一人のエージェントが付いて下さり、自分がどのような研究をしているのか、どんな仕事がしたいのかといったことをきちんと汲んで知らなかった企業を紹介してくれるだけでなく、企業ごとに面接の対策を教えてくださったり、些細なことでも相談に乗って様々なアドバイスをくださったりと、本当に無料でいいのか??というくらい懇切丁寧に就活をサポートしてくれました。こちらは院生向けのサービスなので、学部生は使えないかもしれないです…。

 

企業の情報収集に利用したサイトはワンキャリアとオープンワークです。

ワンキャリアでは先輩方の選考の経験談がまとまっており、昨年の面接ではどういう質問がされたか、どういう印象だったかということを知ることができます。便利。面接準備の際に、過去の面接の様子や、想定質問の参考にしていました。

オープンワークでは実際に働いている人たちの評価がまとまったサイトがあり、どの企業の内定を承諾するか迷ったときに少し参考にしました。

 

⑤最後に

就活は本当に理不尽なことも多く、どうして自分が落ちたのかわからないままゴールの見えないマラソンを走り続けないといけない本当に厳しい戦いだと思います。私も5月の多くの企業からお祈りメールを送られて、本当に気が滅入ってしまいました。どこからも必要とされていないような孤立感、うまくアピールできなかったことへの後悔、手ごたえがあった企業からのお祈りメールに絶望し、第一志望の企業にも受からず、どうしたらいいのか全く分かりませんでした。

どうしても落ち込んでしまうものですが、そういう時は他人と話すことをお勧めします。友人でもいいですし、キャリアセンターや職員など就活に詳しい人と話したり、とにかく一人で抱え込まないようにしましょう。 他にも、ランニングやダンスなど体を動かすことをお勧めします。運動をするとセロトニンが増えるといいますし、実際気分がよくなります。

 

 

来年の就活がどうなるか分かりませんが、コロナウイルスの影響で生活様式が変わっていく中、今まで通りとはいかないと思います。しかし、企業のほうも手探りで進めていっているため、就活生が変に委縮する必要はないと思います。自信をもって、自分を売り込んでいきましょう。

 

 

映画の感想

 

コロナウイルスの影響で自宅待機しているので、そのあいだに見たかったアニメを消化しています(^^)

 

ということで今回は最近見た映画やアニメの感想をかいていきます。

 

 

飛んで埼玉

GACKT様が麗しい。歴史捏造系のギャグ、そしてほんのりBL。

埼玉と群馬と千葉が出てきたのかな??栃木茨城神奈川もちょっと出てきたけどモブやったな。世間の関東のイメージみたいなのが誇張された感じで、田舎の自虐と東京への憎しみと埼玉の誇りって感じのお話だった。誇張表現がくそ面白くて、そうはならんやろ、とか違うそうじゃないみたいな、視聴者に突っ込ませる感じの怒涛のギャグが息つく暇なく襲ってきて、始終面白かった。 ほんのりのBLも、演じてらっしゃるのは女性だから実質NLだし世間的にも抵抗感は薄そうだなと感じた。この恋愛部分も、百美の独り相撲みたいなとこが面白くも切なく見どころたくさんだね。麻実と阿久津の接吻さいこうに興奮した。

 

シャークネード

人を襲う肉食のサメがハリケーンによって空から襲い掛かってくるサメ映画。

 始終意味が分からなかったけど面白くもあった。海にいた時点で観光客に食らいつくサメたち。そんな獰猛なサメがハリケーンによって町中を襲うことになる。最終的には、ハリケーンに爆弾をぶち込むことで気圧差をなくし、ハリケーンを消滅させて事なきを得る。結構登場人物が食べられていくのは良かった。みんな助かるんじゃ危機感無いからね。

だけど、主人公は危ないことになっても生き延びまくるので、途中から危機感無くなっちゃたな。最後に丸飲みされたところですら、どうせ生きてるだろって思ってしまった。微妙なCGと現実味の無い災害に、映画を見ているなって感じだった。現実世界に起こりえる物語って、違う世界戦を覗いている感じがあって、追体験している気持ちになるけど、この映画は現実ではありえなさそうなファンタジーを見ている傍観者とか野次馬みたいな気持ちになる映画だった。特に教訓とかもなかった。伝えたいメッセージを考えさせられるみたいなのがないので、何も考えずに見れる点でオススメ。

 

 君の膵臓をたべたい

見る前の印象は、「1Lの涙」みたいに闘病する彼女とそれを支える彼氏、そして涙のお別れが待っているものだと思っていました。

友人に勧められてみたところ、あんまりしめっぽい感じは無くて、哲学みたいなノリのお話で、いい意味で予想外で楽しく見させてもらいました。病院でたまたま彼女の病気を知ってしまって、そこから図書委員だったり旅行だったり、秘密を知っている彼が彼女のやりたいことに付き合ってあげて、いい感じになっていたら全く予想外のところで会えなくなるという。。。すごく理想的な女の子だったな。病気があっても元気で明るくて、周りを巻き込んで行動する力があって最後まで苦しさを見せなくて。細かいところは既に忘れてしまったけど、本当に見る前の予想と全く違うストーリーで、私は少女漫画の実写化が嫌いなんですけど、これは面白いなって思いました。一回見たら満足する感じです。

 

きのう何食べた?

食事を中心に展開されていく男性同士のカップルの同居生活。私は甘々と稲妻とか紺田照の合法レシピとか料理漫画が好きでたまに漫画に乗っているレシピを参考に料理をしたりしています。料理漫画ってレシピ本にもなるし、面白い物語もついてくるし、物語があることでご飯がよりおいしく見えてめっちゃ食べたくなるし最高なんですよね。そして男性カップルといえばみたいなぶつかりもあってマジで切なくなっちゃうんだなぁ。カミングアウトとか世間の目とか親との関係とかマジでしんどいのフルコース。そこを乗り越えて絆が深まっていく感じがいいよなあ。。。あとシロさんとケンジだけじゃなくて小日向さんとジルベールとか、主婦友?の佳代子さんとかもいい味で、面白くもあり、切なくもあり、飯テロありのドラマだった。

 

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

私のイチオシのアニメ。最近見た中で一番面白かった。正直サムネとタイトルで損してると思う。バニーガールの女の子がサムネだから、ちょっとお色気成分多めな中身のない話かと思っていたんだけど、バニーガール衣装はほとんど出てこなくってもっと頭がいい感じのお話だと思った。ヒーローとヒロインがくっつきそうでくっつかないお話もいいけど、この作品では早々にくっついて堂々と付き合っているのが逆にいいよね。登場人物がみんな理性的というかすごく頭がいいのだよね。私の語彙がないので説明できないけど、感情で動く人が少なくて、こういう理由だからこうするって考え抜かれてて最適解を進んでいるみたいに感じる。こういう作品は見終わった時にすごく感心しちゃうよね。でたらめに打っているように見えた点が最後にどんどん線でつながれていって、いつのまにか絵が出来上がっているみたいな気持ちよさがある。

あとは個人的に咲太くんが好きです。惚れた。

 

地縛少年花子くん

私のフォロワーさんがこの漫画をすごく推してて、気になっていたのでアニメ見てみました。CV.緒方恵美さんの声が良すぎる。全く関係ないけどダンガンロンパやりたくなった。最終話まで見たけどこれ絶対続きあるよね!?!?!という気持ち。

私はこういう話に弱いんだ…花子くんの生前も気になるし、普段はお気楽な子供って感じなのに妖怪相手にはめちゃくちゃ強いギャップとか、かと思えば弟君にはちょっと弱気な感じで気になりすぎるし、新しい一面を知っていくたびに花子くんの分からないところが増えていく感じ、、、

あと土籠さん好きです。続き気になる!!就職したら漫画買いてえ!!

 

 

舟を編む

辞書を作るお話。言葉の大切さを知った。普段使っている言葉とか、辞書についての知識とか。こういう、普段は触れないニッチな部分にフォーカスしたアニメ良いですよね。とくに私の感情が大きく動く場面って思いつかないんですけど、私の世界が広がるようなじんわりと染み込んでいくような、 そういう感じです。

西岡さん、初見で仕事をさぼるチャラ男だと思ったけど、最後まで辞書作成のために尽力してくれて、めちゃくちゃ熱くていい男だった。

 

 

 

自宅待機とはいえ家でも論文読んだり就活でES書きまくったりなんだかんだあんまり見る時間がなくてつらい。

外に行きたいというか家で研究活動をしたくない。

正直これから経済活動がどうなるのか心配だし、就職が本当にうまくいくか心配です。というか実験してないけど卒業できるのか???

今すぐコロナウイルスのワクチンができるってことは無いし、どうしようもないっていうのは分かるけど、はやく日常が戻ってくることを願っています。

 

おわり

 

 

 

 

つり球

音泉開いたら、なんとつり球のラジオが更新されていた。

 

当時親と一緒に見ていたけどストーリーを全く理解しておらず、釣りと宇宙人とインド人しか記憶になかった。

ラジオのパーソナリティーが内山さんと逢坂さんで、私は内山さんがとても好きだ。その内山さんが声優を続けようと思ったきっかけがCやつり球に関わったことというようなことをおっしゃっていた。つり球の内容を覚えていないし、コロナの影響で自宅待機なので時間もある、好きな声優さんが出ているってことでアマゾンプライムで全話見てきた。

 

もうとにかく青春って感じ。いいたことが言えない内気な少年が、思いっきり熱中できることに出会って大きく成長する。家族のことで悩んでいた少年が心の内を晒して自分の進む道を決める。人間の心がわからない宇宙人が感情を知って仲間と協力して世界を救う。友達のいない仕事人間が趣味を通してかけがえのない友達を得る。江ノ島の街並みも合わさってさわやかな夏の青春のお話でした。

 

背景もすごい綺麗でめちゃくちゃ夏の江ノ島に行きたくなりました。

今年は難しいかもしれないけど、いつか江ノ島に行ってみたいな。

 

wiki見てみたら、今月からノイタミナ枠で再放送するらしいですね!

なんと8年も経っているそうで時の流れの早さに驚いております。

よければ見てみてください。

 

おわり

お菓子のレシピ備忘録

コロナウイルスの影響で毎日家に引きこもっております。

そこで唐突に甘いものが食べたいけど外に行くのがだるい時にお菓子を作っています。

このまえ引っ越した友人からもらった上新粉1kgも消費しないといけないので、薄力粉を使うお菓子に少しずつ混ぜています。

上新粉を混ぜると、焼いた後もしっとりしている気がします。その分ふわふわ感は消えてしまいますが、私はどっしりしっとりが好きなので、上新粉混ぜるといい感じです!

 

 

ココアケーキ

 

材料

 

作り方は材料を混ぜて170度のオーブンで30分焼くだけ!

多分チョコ入れたらもっと美味しいと思います。

 

この前卒業した先輩に上新粉(1kg)をもらって消費の仕方がわからずとりあえずぶち込みました。

卵10個入り買ってきても一人で食べきれないから、スイーツ作ると消費できていいっすね〜。

 

 

クッキー

 

材料

  • バター 80g
  • 砂糖 80g
  • 卵 1個
  • 薄力粉 180g

 

生地の作り方は、ビニール袋の中で材料を上から順番に混ぜていくだけです。薄く伸ばしてから冷蔵庫でしばらく寝かせて、型で抜いてから適当に焼きます。

ビニール袋の中で混ぜるので洗い物が少なくて済むのが助かります。

 

スコーン

材料

 

混ぜて焼くだけ!簡単美味しい!

 

 

今のところ以上です。多分これから他のお菓子にも挑戦するので、美味しかったら更新していくと思います。

早くコロナがおさまりますように。。。

 

おわり。

 

最近見た映画と本

ジョンウィック

妻に先立たれた悲しみに暮れながら、妻が形見として残しくれた犬と共に静かに暮らしていた主人公。高級な車に乗っていたためにマフィアに襲われてしまい、車を奪われただけでなく形見の犬を殺されてしまう。怒りに震える主人公の復讐譚。

リアリティはないかもしれないけど、設定がすごく好みだったので面白かったです。

一般人として生活している人が実は腕利きの殺し屋だった…BRACK CATのトレインとか銀魂の銀さんとか好きなんですけど、そういう設定がたまらなく好みなんだと思います。ギャップ萌え(?)ですね。

そしてド派手な戦闘シーン。一人に対してめちゃくちゃたくさんの敵が襲い掛かってくるのにどんどん倒していくのが爽快でかっこいいです。しかも俺TUEEEって訳でもなくて、ジョンがけがをする場面もあるのでドキドキハラハラしながら見れて単調にならず楽しめます。2も見てみたいとおもいます。

 

英国王のスピーチ

英国王がスピーチのために吃音症を治療する話。おそらくノンフィクション。

精神的な病気っていうのは、人を信頼することで治るのではないかと考えました。精神的な病気はきつく叱られたことがあったり、人格を否定されたり、そういう他人とのトラブルによっておこるけども、それを治せるのも他人なのだと思うのです。よく精神病からの復帰に病気に理解のある配偶者や恋人が出てくるのも、それが効果的だからなのだと思います。なんにしても、最後スピーチを言い切ったときに、人種や階級を超えて、友人となるシーンがとても感動しました。

 

 

人魚の眠る家

東野圭吾作品。脳死のお話。

脳死について考える作品。生と死の違いとは何か、その間とも言える脳死の状態は生きているのか死んでいるのか。脳死というもの自体は臓器移植のために人間が定めたもので、死んでいる状態というのも人間が認知して判断するからそうだといえるもので、結局はすべて人間が勝手に決めていることなのだと思いました。全員が頷く一つの答えがあるのではなく、それぞれが各々答えを持つような問いだとおもいます。

すごく理性的な登場人物が多くて、現実ではそうならないでしょってことばかりだけど面白いのがすごいよね。私の印象だけど、登場人物みんな頭がいいというか、客観的に見れているというか、すごく公平な目を持っていて、パズルのピースのように全部はまっていく感じがした。すごくまとまりすぎているように感じる、少ない登場人物の中ですべてが完結しているような綺麗なおはなし。

 

 

コンビニ人間

社会人になってもずっとコンビニで働いている「コンビニ人間」の話。

コンビニ人間自体に共感はないけど、例えば異なる価値観の人を大多数の考えに矯正しようとしたり、他人を評価したり、人生のレールに乗ってない人をかわいそうがって見下したり、そういう描写がすごく好きでした。そういうのあるよねって概念を言語化してくれてる感じで。マイノリティよりのお話で結構好きです。終わり方がこわすぎたけど。怖いと思うってことは私も普通教に染まってるんだろうなと思いました。

 

 

 

 

 祈りの幕が下りる時

個人的には、加賀恭一郎さんの人物の掘り下げがなかったためにあまり入り込めなかったように感じた。加賀恭一郎シリーズがあるということは、別の作品内で加賀さんについて掘り下げられているのだろうと思う。この作品しか見たことがない自分からすると、加賀さんが刑事をしているということすら最初は分からなかった。シリーズ物は最初から順番に見るのが正しいよな…自分のミスではあるけど、この作品単体ではそこまで引き込まれない気がしました。東野圭吾作品をもっと読んでいこうという気持ちになったのでそれが収穫です。

 

 

 

アマプラ観たい作品が多すぎるんじゃ!就活でなかなか時間がないけど消化していきたい所存。

自分の言いたいことを書くのと読み手が望んでいることを書くのって違うしうまく面白い文章が書けないのはそこかな〜と思う。

言語化とか文章を書く技術が上がるようこれからも続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします🥺

 

おわり

 

パンセを読みたい

最近パスカルのパンセの解説書を読んでいます。

パンセはフランス語で「思想」という意味で、パスカルというのは「パスカルの定理」や、気圧の単位「Pa」として有名なあのパスカルさんです。

パスカルが晩年、自分の思想を紙切れに書いていて、パスカルの死後に沢山の紙切れ上の思想を他人がまとめて出版したのがパンセです。

 

私がパンセに興味を持ったのは、その有名なフレーズ「人間は考える葦である」の意味を知りたかったからです。人間は葦のようにとても弱いけれども、考えることができる。それってどういうことなのだろうと思ってまずは解説書から読んでみました。

 

その中にあった言葉。わたしたちの願望がもっと幸福な状態を心に描き出してみせるから、私たちがどんな状態にいても不幸になるということでした。これがまさに私が考えていたこととあっているように感じたのです。

 

私は今まで自分はとても不幸だと思っていました。

アトピーを患い、小さい頃から汚い、気持ち悪いと蔑まれ、友達もおらず、趣味もなくひたすらに何も持ってないつまらない人間で、毎日不幸だと思って生きていました。どうして自分は不幸なのか、一日中真剣に考えた日がありました。そこで気づいたのが、私は周りのせいで不幸なのではなく、自分の価値観の中で不幸だと思い込んでいること、その価値観を変えて今を幸せだということができないこと、これからも自分の価値観の中で不幸でい続けることでした。

 

私は友達と一緒にいると楽しいことを知っている、だから友達を求めるけど、友達を作る力がないこと、人と接するのが怖いことも知っている。だから友達を作れないし自分の思う幸せにはなれないのだと思うのです。このことに気づいて、私はとても心が軽くなりました。不幸でいることを苦しいと思わなくなりました。今ある幸せに目を向けられるようになりました。今いる数少ない知り合いを大切にしようと思いました。

長い階段を登ってきて、上ばかり見上げて頂上に届かないと嘆いていたけれど、後ろを見れば絶景が広がっていることに気づいて、ずいぶん高いところまで登ってきたのだな、と思えたのです。

 

生きづらさについて考えて、その理由がわかった時、すごく心が軽くなりました。そして、哲学書は生きづらさに理由を与えてくれると思います。人生に悩んだ時、哲学書を読むのはとても有意義なことであると思います。

 

 

自分はまずは解説書を、と借りて読んでみましたが、パンセそのものを買ってみたいと思います。

なんかステマみたいになっちゃったけどそういうのではなく、哲学書読んでみたら自分の中にあったモヤモヤした名前のない何かが言語化されててめっちゃ面白いなと思った話です。パスカルだけじゃなくてカントとかいろいろ読んでみたいな!もしドラも面白いと思ったけど、こういうなんとなく感じていることに気付かされたり言語化されたりってアハ体験みたいな気持ち良さがある。有名どころから読んでいこうと思います!

 

 

おわり。

 

 

 

読んだ本

NHK100分de名著ブックス パンセ パスカル

「パンセ」 数学的思考

 

10月になっちまった

今週の映画かんそー

 

【ルーシー】

人間の脳の使用率をあげたらどうなるかというSF作品。設定とか構想は面白かったけど、途中から超能力とか人間じゃないものになり始めて「いや、そうはならんやろ」って終わり方で悲しみ。使用率が上がっても人間にできることは変わらないと思うんですよ、例えば可視光領域は変わらないし、鼓膜を振るわせられない音は聞こえないでしょ、、、単純に脳の使用率が上がったらどうなるかっていうのは気になりますね。100パーセント使えるほうが優れた人間とは思えないですけどね。SPECはめちゃくちゃ大好きなんで魅せ方の違いかもね〜

 

【ウィンストンチャーチル

第二次世界対戦の時のイギリス首相のチャーチルの映画。

最後まで交渉に賛成せず戦い抜いたのがすごくプライドの高いイギリス人って感じがしました。最後まではなんかわがままおじさんかと思ってたけど、地下鉄のシーンから演説でハンカチ振るとこまでがすごいよかった。まあこういうのは結局結果論で、イギリスが負けてたりしてたらめちゃくちゃボコられてただろうな〜とも思う。世界対戦勉強しようと思いましたまる!

 

【アニー】

ミュージカル映画初めて見たけどめちゃくちゃよいね〜!足音とか掃除の音ハメが気持ちよくて、見ていて楽しかった。歌うのって喋るのとは違うメッセージ性があるんだなと感動しました。あと、愛っていろんな形があってめちゃくちゃあったかいなと思いました。

 

年度の後半が始まって忙しくなってしまったせいであんまり本も読めてないし映画も見れてなくて悲しみ( ; ; )時間を見つけて取り組んでいきたいね。