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隙あらば自分語り

21卒の就活

こんにちは。

21卒の就活は、突然のコロナウイルスの流行で例年とは大きく異なる状況となりました。

運よく内定をもらえた私から、ありきたりなアドバイスからオンライン選考の体験談を残しておきたいと思います。

 

簡単なプロフィール

 国立大学院の理系化学専攻(M2♀)

B3の時にも就活の授業を受けたため就活で何をすべきかは何となく知っていた。実際に動き出したのはM1の1月後半ごろ。もっと夏にインターンシップに行けばよかったと後悔している。就職先は外資系の製造業(電子部品)。

 

 

インターンシップ会社説明会、企業研究

インターンシップや会社説明には興味がなくても行ってみるのがいいと思う。

私は長期のインターンや、交通費が出るインターンに参加した。就活生同士でグループディスカッションするイベントにも参加した。あまり真面目に参加してないけど、新しい業界に興味を持ったり、違う学校・学部・学年の人たちと情報交換できて有意義な時間だったと思う。インターンシップに参加した企業からは3月より前に選考があったり、内内定をもらったりすることもある。やっぱりインターンシップには参加したほうが就活には有利だと思う。

企業研究や会社説明会に参加する前に先輩のエントリーシートや自己PRを読んでおけばよかったという後悔がある。説明会では何を質問したらよいのか、企業研究では何を調べればよいのかわからなかった。ESを読むと、どういうところに魅力を感じたとか、志望動機になる部分とかが分かってくるので、注目すべきポイントを学ぶためにも先輩のESを読むことを勧める。

先輩のESを読み込む→注目ポイントが分かる→企業研究

というのがいい流れだと思った。闇雲に企業のHPを覗いてみても、良さも悪さもわからなかったので、ポイントを押さえられるようにESの書き方の本を読んでから調べるのが良いのではないか。

 

3月半ばまでは対面での説明会も多かった。会社説明会に参加しないと応募できないところが多いので、とにかく説明会に参加すること。しかし、定員が決まっているため大企業では早く予約を取る必要がある。メールは常にチェックしたほうが良い。

 

②エントリー、SPI試験

会社説明会に参加したら、その中で選考スケジュールが伝えられる。だいたい3月中旬までにESや研究概要の第一回締め切りがあり、同時かそのあとにSPI試験を受けることになる。大企業では何回も締め切りがあるので、もし一回目に間に合わなくても諦めずに次の締め切りに出そう。ESを出した後にSPIを解かせるところもあり、それを含めての締め切り時間だったりするので、ぎりぎりに出すときは注意が必要…。ESを提出した次の日にSPIのURLが送られてくるところなんかは、締め切り当日にES出しても遅いよね(2敗)。

SPI試験は会場で受ける場合とオンラインで受ける場合がある。会場で受ける場合は予約していかないといけないため、早めに受験するほうがよい。一回受けると、他の企業で再度必要になった時に、前回の結果を流用できる。つまり、一回受けてしまえば何社でも提出できるのである。

今年は4月ごろから緊急事態宣言が出たこともあり、会場でSPI試験を受けることができず多くの企業がオンラインの試験となった。オンラインでは電卓を使ってもOKなので暗算で挑むのはやめよう(1敗)。

だいたい出題される問題の傾向は決まっているので、しっかり事前に練習しておこう。対策問題集など本屋さんで買ったり、図書館やキャリアセンターで借りてきて練習しましょう。

 

③面接

ESや筆記試験、SPI試験に合格すると次は面接に進みます。

面接は少なくとも一回はキャリアセンターなどで練習して置いたほうが良いです。

今年は対面での面接は経験していませんので、入室マナーや履歴書の渡し方、お辞儀の角度といったことは一ミリもやりませんでした!!!オンライン万歳!!

オンラインでは音声がダブってしまうことがあるのでイヤホンを付けたほうが良いと思います。つけてもよいか心配な場合は面接官に聞くといいと思います。

面接で多く使われるソフトはzoomで、他にもmicrosoft teems, cisco webex, bell face, インタビューメーカーliteなどがありました。事前にインストールしたり動作チェックをしておきましょう。

 

一番気を付けるべきなのは名前です。与えられたIDを名前に表示する場合や、イニシャルを入力する場合など様々ですので、入室前に確認しましょう。インタビューメーカーではグーグルアカウントの名前を使われるので、ちゃんと名前を変えておきましょう。

 

あとは使い方を調べておくことです。面接では画面共有で研究内容を示したり、成績表を見せたりすることがあったので、画面共有の方法やチャット機能といったものを知っておくと便利だと思います。
 

④利用した就活サイト

リクナビマイナビ、アカリクエージェントを利用しました。

最終的には、リクナビからエントリーした企業1社、インターンシップに参加した企業1社、アカリクから紹介された企業1社の合計3社から内定を頂きました。

リクナビマイナビはメールやDMがクソ多いこと以外は良い点しかなく、本当に多くの企業が参加しており大きなイベントもあるので登録しておいて損はないと思います。

アカリクエージェントは、就活生一人に対して一人のエージェントが付いて下さり、自分がどのような研究をしているのか、どんな仕事がしたいのかといったことをきちんと汲んで知らなかった企業を紹介してくれるだけでなく、企業ごとに面接の対策を教えてくださったり、些細なことでも相談に乗って様々なアドバイスをくださったりと、本当に無料でいいのか??というくらい懇切丁寧に就活をサポートしてくれました。こちらは院生向けのサービスなので、学部生は使えないかもしれないです…。

 

企業の情報収集に利用したサイトはワンキャリアとオープンワークです。

ワンキャリアでは先輩方の選考の経験談がまとまっており、昨年の面接ではどういう質問がされたか、どういう印象だったかということを知ることができます。便利。面接準備の際に、過去の面接の様子や、想定質問の参考にしていました。

オープンワークでは実際に働いている人たちの評価がまとまったサイトがあり、どの企業の内定を承諾するか迷ったときに少し参考にしました。

 

⑤最後に

就活は本当に理不尽なことも多く、どうして自分が落ちたのかわからないままゴールの見えないマラソンを走り続けないといけない本当に厳しい戦いだと思います。私も5月の多くの企業からお祈りメールを送られて、本当に気が滅入ってしまいました。どこからも必要とされていないような孤立感、うまくアピールできなかったことへの後悔、手ごたえがあった企業からのお祈りメールに絶望し、第一志望の企業にも受からず、どうしたらいいのか全く分かりませんでした。

どうしても落ち込んでしまうものですが、そういう時は他人と話すことをお勧めします。友人でもいいですし、キャリアセンターや職員など就活に詳しい人と話したり、とにかく一人で抱え込まないようにしましょう。 他にも、ランニングやダンスなど体を動かすことをお勧めします。運動をするとセロトニンが増えるといいますし、実際気分がよくなります。

 

 

来年の就活がどうなるか分かりませんが、コロナウイルスの影響で生活様式が変わっていく中、今まで通りとはいかないと思います。しかし、企業のほうも手探りで進めていっているため、就活生が変に委縮する必要はないと思います。自信をもって、自分を売り込んでいきましょう。