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隙あらば自分語り

プロメア 見た

アマプラでプロメアをみました。最高でした。

 

あらすじ

バーニッシュであるリオは炎を操って街を燃やすテロ集団。対するガロはバーニッシュレスキューとして市民を炎から守る消防士。どちらかというと江戸時代の火消し。

 

ガロは市長のクレイさんに命を助けられて、街を守る仕事に着きます。 最初はリオが悪役です。街を破壊する過激派テロ集団のリーダーであるリオ。その炎から街を守るガロ。ガロは街を守るためにバーニッシュを捕まえようとします。 

しかしガロはクレイの裏の顔を知ってしまいます。クレイはバーニッシュを捕まえて人体実験を行っている。同じ人間であるバーニッシュをモルモットのように扱っている。ここからはガロとクレイが対立します。仲間をモルモット扱いされてリオもクレイと対立しています。しかしクレイの実験というのは、滅びゆく地球から人類を守るためのものなので、必ずしも悪とは言えないんですよね。

罠に嵌められて多くの仲間を失ったリオは我を失ってしまいますが、ガロに止められます。落ち着いた二人はバーニッシュの正体と地球の運命を知り、地球を守るためにリオデガロンに乗りクレイを倒します。

クレイの試みを止めた二人は、それぞれの信念に基づいて協力して地球の危機を救います。こんどはガロデリオンに乗って。

 

最初は差別の問題。バーニッシュは人間なのに、罪を犯していなくても捕らえられたり恐れられたりして、さらに研究によって塵になってしまっても止める人がいない。差別っていうのは本当に無くすことが難しい。こうやってアニメで描かれてるから客観的に見られるし、キャラの動きには合理性があるので差別ひどい!って思えるんですけど、実際主観的に見ている現実の世界で差別をしていると自覚するのも差別をしないようにするのも難しい。差別を自覚し自省できる人間になりたいなと思いました。

物語は信じていたクレイの裏切りにより、テロ組織捕獲からクレイの陰謀を阻止する方向に動きます。

尊敬し慕っていたクレイが、バーニッシュを人間扱いしない冷酷な人間だと知り落ち込むガロ。アイデンティティの喪失とか盲信した何かが崩れてしまったあと、本当の自分に気付けたりするんですよね。絶望を乗り越えて成長する主人公感。

そして対立していた二人が協力して共通の敵を倒す。

これが!!!私の一番好きな!!!展開!!!!

いがみ合ってるんだけどめっちゃ息の合う二人。

しかも敵を倒してハイ終わりじゃなく、それぞれの信念を合わせて世界を救うことまでしてしまうのです。

バーニッシュは実験に使われなくなり、街は平和になり、地球は救われた。本当にめでたしめでたしって感じの良い終わり方だったなと思いました。

この3人以外にもたくさん登場人物はいるのですが、グレンラガンキルラキルでも聞いたことのあるお声がしたり、みんないきいきと動いていてほんとにかわいいので見てください。