こんにちは。
先日、自分はいま通っているのとは別の大学にある院の受験をして来ました。
大学受験の時はいっぱい参考書もあったし、何をすれば良いかは何回もベネッセや河合から説明されました。でも他大学の院を受けるのってどういう感じなの???っていうのは、知人に聞くか自分で調べるしかなかったです。結局よくわからないまま終わってしまいました💦
とりあえず自分の記録として残したいのと、誰かの参考になればいいなと思ってこの記事を書きます。
もくじ
3年生の3月まで
〈自分がしたこと〉就職じゃなくて進学がいいなって考えた。就活対策授業を受けた。
〈した方がいいと思うこと〉行きたい院、研究室を探す。OCに行く。勉強をする(特に英語)。
院に進学するのも就職するのも手順は同じだと言われました。
就活では、行きたい企業を研究して、選んで、どうしてそこを選んだのか、同じようなことをしている企業の中でどうしてそこを選んだか、第一希望か、受かったらどんなことをしたいか、などを考える必要があります。企業を院に置き換えて、行きたい大学院、行きたい研究室、やりたいことを探しておくといいです。
研究室探しですが、自分は雑誌を読むのがいいかなと思いました。専門雑誌にはすごい発見が簡潔にわかりやすくまとめてあったり、業界の最新の情報が載っています。論文なんか読む気にならないけど、イラスト付きの説明とかコラムとかとっつきやすいし、いろんな先生の研究を知ることが出来ると思います。自分はニュートンとか月刊化学とか読んでました。図書館にあるならぜひ見てみてください👀💕
また、大学や学部によって外部生をあまり取っていなかったり、試験の内容がペーパー or プレゼン など、外部生の受かりやすさ、実力の示しやすさが違います。自分が受かる確率の高いところを選ぶのも重要だと思います。例えば大学院大学には内部生の持ち上がりがないので、実力があれば入りやすいと思います。自分としては、内部生と外部生の比率、倍率、試験方法、試験日を確認するといいと思います。過去問が公開されてたら見てみるのもいいです。
また、行きたい候補があったらオープンキャンパスに行くといいです。院にもOCあるんだ〜って4年生で思いました。(遅い)
あと、2、3年生のうちに英語を勉強しておけばよかったなと思います。大学院入試では、英語の試験の代わりにTOEICやTOIFLEのスコアを利用することがあります。願書とともにスコアを提出するので、早めにいいスコアを取っておくといいです。
3年3月
〈自分がしたこと〉研究室を調べる。行きたいところを決める。先生と相談する。親と相談する。
〈した方がいいと思うこと〉院をきめる。
4月から実際に動き出すので、3月の時点で行きたい院、研究室を決めます。自分は4つ候補があり、夏の受験で2つ、落ちた時のために1つ(プレゼン形式)受けることを3月に決めました。
それと、3月に人生初のTOEICを受けて、そのスコアを提出しました。自分としてはTOEICは4月くらいがラストチャンスかなぁって思います。試験直前はとにかく専門科目をやらないといけないので、英語に時間をかけれるのは3年生のうちです!
4年の4月〜GW
〈自分がしたこと〉研究室訪問
〈した方がいいと思うこと〉研究。研究室訪問。
4月からGWの間くらいに研究室訪問をしました。人によってはもっと遅いかも???
アポ取りメールを送り、研究室に行ってきました。それまであまりメールを送ったことがなかったため、社会人のメールの形式がわからずヒヤヒヤしました。ですが、相手も人間ですので、頑張って打った文はきちんと伝わると思います。
(自分はADHD発揮して何故かブッキングからの予定変更、飛行機乗り換えに間に合わず、徹夜で学校に向かうという事故を起こしました。予定を立てる時には余裕を持ちましょう)
研究室訪問では、
どんな研究をしているのか
研究室の設備
外部生の受かりやすさ
なんかを聞いたと思います〜。
まあ他にもいっぱい質問したらいいと思います。願書貰うのを忘れずに。
夏まで
〈自分がした事〉願書だす。勉強する。
願書もADHDのせいか、カレンダーに書いといたのにギリギリまで出せなかったです!!!!
特に、成績証明書、卒業(見込)証明書の発行が平日しかできないということを失念しており、3連休中もやもやしながら提出が遅くなってしまいました。
願書受付の日には出せるように、早めに準備しましょう!!!(当たり前かもしれないけど)
自分は送ったあとにすごく不安になるタイプなので、願書を送る前に写メっておけばよかったなと思いました。写メれば、不安になった時に直ぐに確認して安心出来るんですけど、忘れてたので無駄な心配をしてしまった〜
試験日まで
願書を出したら、あとはとにかく専門科目をしっかり勉強して、自分の研究をスラスラ説明できるように理解しておくことが大事だと思います。
勉強については、過去問を解く以外にも、その大学が使っている教科書を使って、自分の履修してない分野を補完したりしました。
過去問は解答がないことも多いので、類題を探して解く、先生に聞きに行くのが大事だと思います。
また、自分は面接が苦手なので、面接練習もしてもらいました。就活よりは厳しくないと思いますが、ルールは守った方が先生も気持ち良いものです。基本的な面接マナーは身につける必要があると思います。
受験票が届いたらすることは
現地までの道のりを確認すること!
宿泊先の予約をすること!
です。ホテルや交通機関の予約は早めに済ませましょう。そして何回も確認しましょう。
準備が出来たら、あとはしっかり眠って、元気に試験に向かいましょう!
試験日
忘れ物をしないようにしましょう。最悪、受験票と筆記用具だけあればどうにかなります。
当日は、集合時間の20分前には着いた方がいいと思います。特に、行き慣れてない場所だと、思ったより時間がかかることがあるので、遅刻だけはしないよう気をつけましょう。
試験にスーツで行くか私服で行くかですが、ペーパーは私服が多く、面接はみんなスーツでした。私はどちらもスーツで過ごしました。
自分の力の出せる格好で行きましょう。
ちなみにスーツ用の靴で靴擦れしたので、履き慣らしておくか絆創膏持ってっておくと安心です。
自分の受けたところはお昼休みが短いし、学食どこかわかんないし、危うくお昼食べ損ねる所だったので、カロリーメイトとか軽食を忍ばせておくといいかもしれないです。
面接で聞かれたこと
・志望理由
・今自分がしている研究
・院に入ったらしたいこと
・同じ系統の研究室の中でここを志望した理由
・他に受ける院はあるか。受かったらどっちに行くか
・試験は難しかったか
私が受けたところは、先生12人くらいに囲まれて面接しました。特に外部からの受験が少ない所は、アウェー感が半端ないし、まじで心細いので、その辺は覚悟が必要だと思います。
おわり
書いている現在、試験が終わった所なので、それ以降のことはまたいつか書こうと思います。とりあえず受験準備から試験までまとめました。
受験をしてみて、無駄だから勉強しなくていいなんてことは無いんだろうなと思いました。歴史も地理も捨てて理系に進んできたけど、歴史は面白いし役に立つ。有機が苦手で無機系の研究室に来たけど、有機はもちろん、物理も電気も使うし全部関係しあって科学なんだなって思います。就活も、今はまだ関係ないって思ってたけど、院試に活用出来たり、学んでおいて損はないんだなって思います!
苦手意識を持たず、選り好みせず、いろんな分野の知識を増やしていきたいな!!!これからも頑張っていきます・*・:≡( ε:)
おわり