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隙あらば自分語り

センター試験で配慮を受けた話

こんにちは!ひなです。

今回、タイトル通り「センター試験発達障害として配慮をして頂いた体験」を書いていこうと思います。

 

私は一応ADHDという発達障害と診断されています。

この障害を知ったのは高校3年の夏のことでした。バナー広告に出てきた「遅刻が多い」「集中できない」などの項目に心当たりがありすぎて調べたのがきっかけです。

 

そのときは親になにも言われたくなかったし、「大人になって親元を離れたら診断してもらおうかな〜」という感じでした。友達にそれとなく相談した時に「そんなの誰でも当てはまる心理テストみたいなやつでは?」と言われたのもあって考えすぎなのかもしれないと思ったのもあります。

そしてある日、センター試験の説明をよんでいたら、「配慮を受けることができる人」の欄に発達障害も載っていることを知りました。

 

正直、センター試験で配慮してもらえるなんて、歩けないとか字が書けないとか、目が見えない、耳が聞こえないという人しか受けられないと思っていました。目に見えにくい障害である発達障害も配慮を受けられると知って驚いたのを覚えています。

 

こんな配慮を受けることができると知り、私はおこずかいを握りしめ、1人で精神科に向かいます。

そこで先生に発達障害の診断をいただきました。これは、試験のために診断をもらったのではなく、今まで生きづらさを感じていて発達障害を疑っていたから、試験をきっかけに診断してもらったのです。

そこから親や先生に伝え、センター試験の本部に電話してもらって、診断書を出して、配慮をしていただけることになりました。

 

私は

・試験時間の延長

・拡大した試験問題の提供

・個室での受験

・注意事項の口頭伝達

を希望し、延長以外は受け付けられました。

診断書は本人は見れないのでなんて書いてあったからわかりませんが、試験時間の延長は、本部の判断で却下されました( ˆoˆ )/

 

拡大試験問題はめっちゃ面白かったです。いつもより大きくて見やすい。特に英語や国語は読みやすかったです。普通のサイズも配られるので、ふたつぶんもらえます。

デメリットは、めくりにくいのと、持ち帰りにくい。大きいので、製本の仕方がちょっと違います。めくるたびに折り目つけないといけない感じです。大きさはA3くらいかな?結構大きかったので、カバンと別の手提げを持ってってました。みんなには秘密にしていたので、見つからないよう気をつけてました。

 

先生がサポートしてくれて、ほぼ診断書を出すだけで簡単に配慮を受けられました。部屋が違うことについては、しらを切り通して同級生にも隠せました。人のこと深く気にできるほど余裕ないしね。

 

二次試験でも、ちゃんと受験する大学に問い合わせれば配慮を受けられるようです。先生には勧められたけど、センターを別室で受けてみて、私は周りに人がいないと何していいかわからないタイプだと思ったので、普通に受けました。1人だと不安になっちゃうんです…。

 

 

少し障害者への配慮で検索してみたのですが、私みたいに耳は聞こえるし、文字も鉛筆でかけるし、文章も読めるし、計算もできる人の事例ってあんまりないです。でも、配慮は受けても良いんです。権利があります。おかしいことじゃないです。迷ってる人がいたら、配慮を受けてみてほしいと思います。

 

 

私の主観で文章の上手くない私が書いているので曖昧なところも多いと思いますがこんな感じです。

でも、そんなに手間じゃないので、この制度を利用して少しでも発達さんやそのほか配慮の必要な方が、センター試験で力を出し切れるようになると良いな、と思います!

もう今年は申請期間終わったかな??私の時は夏休み明けすぐに締切でした。が、私はその後に診断してもらったので、期限を過ぎてたけど配慮していただけました。意外と柔軟に対応してくれるようです。

将来に関わる試験なので少しでも受けやすい環境を整えて行ってほしいです!

受験生の皆さん、頑張ってください!!

 

ひな

 

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