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隙あらば自分語り

やる気はどこからやってくるのか

こんにちは!ひなです🐤

最近無気力というか、なにごともやる気が起きなくて困っています。しかしやることは増えるばかり…そこで、今回はやる気について考えていきます。

私は本当に忘れっぽいので、課題をやり忘れたり提出物を持ってくるのを忘れたり、毎日いろんな授業でやらかしています。これにより小さい頃から「やればできるのに手を付けることが出来ない」「実力を発揮しきれていない」という感覚があります。

自己管理能力も実力のうちだとはわかっていますが、模試で一位をとっても成績はCというギャップに不満を感じます。これには短期記憶の弱さ先延ばし癖に原因があると考えられます。 

まず短期記憶の弱さ。これは一瞬前のことを忘れてしまう、三歩歩けば忘れる鳥頭のことです。課題の存在を忘れていたり、提出日を忘れていたり、課題を持ってくるのを忘れたり、提出するのを忘れたり。私が学生なので課題の話をしていますが、仕事、予約、買い物、家事etc…様々な場面で足を引っ張ってきます。

これはとにかく記録して、逐一確認するというのを徹底することで緩和されますが、メモの存在を忘れてしまうこともあるのでとても厄介です。

次に先延ばし癖。これは後でやろう、後でやろうと物事を後回しにしてしまう考え方のことです。この傾向があるとわかっていても改善できないくらいにはやっかいな傾向だと思います。先延ばししているときはその意識がなく、後で「あの時やっておけば…」と気づくのです。先延ばしをする原因は、他の物への興味、疲れやすい等の原因が考えられます。

 

 ではどうすれば良いのか。やる気を出す前に取り組み始めればよいのです。

やる気を出す話なのに何を言っているんだ、取り組むのにやる気が必要じゃないかと思うかもしれません。でも、動くことが一番効くのです。

そもそもやる気とは何なのか。私は神経伝達物質の量が関係あると考えています。ADHDの人はもともとこの物質の分泌量が少なく、うまく頭が働かないため、集中力が低いとされています。そして普通の人でもやりたくないこと、興味の無いものに対しては分泌が少なくなります。もともと少ないADHDの人はほとんど物質が出ないので、やりたくないことに対して動き出すことができません。そこで先に動いて、伝達物質が出ているところで取り組む、勢いで倒してしまおうという作戦です。

動き始めるとは具体的にどうするのか。例えばアラームをかける、ダンスや筋トレなど体を動かす、課題の文を声に出して読む、食べ物を食べる等です。私は、パブロフの犬のように習慣化すれば、決まった刺激で神経伝達物質の分泌が行われるようになると考えています。ただ三日坊主のADHDには難しいと思います(∩´﹏`∩)

集中力が散漫と言われるADHDですが、ジッとしていられない「多動」を抑えず、積極的に動くことで集中できる人もいらっしゃいます。また、雑音があった方が集中できるということもあるようです。私も、他に興味が移らないように雑音を流すと逆に集中できます。このようなコントロールを行うことで、健常者よりもすごい集中力を発揮することができます!

ADHDはやりたくないこと、興味の無いことは無理にやらせても出来ない、進まないという特性があります。よって、「やらなければならない」という強迫観念と「どうしても取り組めない」という葛藤が不眠や自己否定感へ繋がっていきます。無理矢理にやらせるのではなく、その人にあったやり方を見つければ健常者よりも実力を発揮することも出来るのです。

猟手民族のような野性的なADHD現代社会で生き抜くためには、セルフコントロールにかかっていると思います。自分を知り、受け入れ、コントロールする。千差万別で上手くいかないことも多いですが、周りの力、電子機器の活用で改善できることも沢山あるはずです。

障害特性を嫌いになるのではなく、うまく一生付き合っていけるようになればいいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!